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NHK交響楽団演奏会

 新潟市民芸術文化会館でNHK交響楽団の演奏を聴く。実は、私、高校生の頃に東京に住んでいて、NHK交響楽団の定期会員だった。そのころのN響はというと、金管楽器とか、外国のオーケストラと比べると、音が裏返るとか音程がずれるとかして、「やはり実力差があるのかな」なんて思ったものだ。ホルンには名人、千葉馨氏がいたころだが。もっとも昔の記憶なので、怪しいか。言いたいのは、今の日本のオーケストラは本当に安定したなということだ。

 普段、新潟では東京交響楽団が演奏会を開いている。それと比べると、うーん、やっぱりN響の方が音に厚みがあるなと、素人ながら思った。それと、たとえば、メインのショスタコーヴィチの交響曲第5番、大音量で騒いでいるところでも、同時に繊細にメロディを奏でているなという気がした。音が、チョロっと余ったりしないで、きっちりと演奏しているという感じ。それでも、グリーグのピアノ協奏曲(ピアノはセヴェリン・フォン・エッカードシュタイン)の第2楽章、自分でも演奏したことがあるので(勿論、ピアノではないが)、(アマだと)合わせにくいところがあったという記憶が甦って、「あれ、ここ、こうなるんだっけ?」と思ったところがないわけではなかったが。

 ショスタコーヴィチの交響曲第5番の終わった瞬間、指揮者(エドワード・ガードナー)がまだ指揮棒をおろしていないのに、「ブラヴォー」って叫んだ奴、罰金もんだな。たちまち拍手の嵐になってしまった。スタリーンに疑義を呈しているのに、スターリン万歳って合唱しているようなもんだろうな。けれど、叫んだ奴(「奴」なんていう表現はあまりこの日記では使わないのだが)、反省したのだろうか、アンコールの「エニグマ」からの1曲では、終わったあと、しばらく静粛が続いた。

 もっとも、ずっと聴いていて思ったのは、もっと、非芸術的な内容。東京交響楽団に比べて、学究肌に見える人が多いなということだ。特に、管楽器のトップ奏者なんか。音楽家がいかに変態かは、「のだめ」以降、満天下に知れ渡ってしまったので、実態は分からないが。東京交響楽団だと、結構、やんちゃそうな奏者が見られるのだが、N響は茶髪すら禁止だろうか? ホルンの1アシ(業界外の人には分からない表現にしておくが)の人は、茶髪の片鱗が見られたけど。 

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